広島東洋カープ由宇練習場

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観客席は全て芝生席で、外野席は非開放。そしてクラブハウスが有るためにネット裏からは観戦することが出来ないのが残念だ。このへんはロッテ浦和球場の構造に近い。なおビジターチームのクラブハウスは、一塁側ダッグアウト裏手のプレハブ小屋。

一塁側芝生席 三塁側芝生席
   
ネット裏のクラブハウス

メイングラウンドのレフト側の一段低い場所にはサブグラウンドと、投手と捕手の部分に屋根の付いた本格的なブルペンがある。サブグラウンドのサイズは右翼70m、左翼65m、中堅65m。ただしバックネット以外のネットは無い。ブルペンは5人分くらい。打者をイメージした人形が立っているのがなんとなく不気味に感じた。

サブグラウンド(後方がメイングラウンド)
   
サブグラウンドで試合前のウォーミングアップ
   
サブグラウンド脇のブルペン ブルペンの打者人形

ここは山の中にあり、周囲には民家が点在するのみで、商店は一切ない。場内には売店も無く、清涼飲料水の自販機があるのみ。従って食料品を持参して正解。唯一現地調達出来る食糧は、バス停のそばにあったカレーややきそばなどの加熱食品の自販機だけだった(全品500円)。

この日のゲームは阪神戦。広島・河野、阪神・井川の先発で12時半にプレイボール。1回裏広島は二死一、二塁から、5番井上煌のタイムリーヒットと送球ミスで2点を先制。そして3回裏には4番玉木朋のタイムリー三塁打で1点を追加した。

さらに広島は6回裏に二死二塁から、6番代打倉の左前打、7番福良のセンターオーバー三塁打、8番ピッチャーの河野にもレフト線への二塁打と3連打で3点を追加、6−0とした。

こんな辺ぴな場所で、おまけに平日だから観客はどうせ50人くらいだろうとタカをくくっていたら、意外なことに250人ほどの客が来ていた。この人数は首都圏で行われる平日の二軍戦より多い数字である。ひょっとしたら休日になれば1000人くらい集まるのだろうか。

阪神は7回表に代打片山のタイムリー二塁打で1点。8回表には4番塩谷と5番吉田浩の二塁打、6番代打松井の犠牲フライで3点を返し2点差とした。しかし反撃もここまで。6−4で広島の勝利に終わった。試合終了は15時27分。

ところで阪神ナインは由宇遠征の時には一体何処に宿泊するのだろうと思っていたのだが、試合が終わると「柳井クルーズホテル」の送迎バスが来ていて、疑問は難なく解決した。柳井は由宇の隣町である。ちなみに筆者は反対隣の岩国に泊まる予定だ。

また、広島ナインもバスに乗って球場を後にした。普通は二軍練習場に隣接して宿舎が有ることが多いのだが、カープの場合は広島県内(大野町宮島口)に宿舎が有る。さすがにこの山の中に宿舎を置くわけにはいかなかったのだろう。野球に専念するには良さそうだが。

帰りは幸い16時10分発という都合のいい便が有ったので、「笠塚カープ練習場前」バス停から防長バス「公門所相地(くもんじょあいじ)」行に乗る。他に乗車する客はいなかったので、観客はみんな自家用車で来ているみたいだ。由宇駅までは所要23分、運賃450円。


笠塚カープ練習場前 バス停

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