「ドームツアー」風土記

西武ドームを除くドーム球場では、「ドームツアー」という球場見学ツアーを実施している。この項はそのドームツアーに実際に参加した際のレポートである。なお、2001年6月開場の札幌ドームでもドームツアーを実施しているが筆者未踏破のため来訪次第追加したい。

1.ナゴヤドーム

参加日:1998年8月20日
入場料:1000円

この日、オリックス−近鉄戦を観るために名古屋へ。早朝の新幹線に乗り、午前9時にナゴヤドームに着く。ちょうと1番ゲート脇にある総合案内所が開いたところだったので、さっそく10時からのドームツアーの申し込みをする。すると入場券の他に、記念のキーホルダーとバッジが付いてきた。さすが名古屋は「おまけ好き」である(笑)。


入場券

ちなみにこの日はナイターが開催されるので、ドームツアーは10時〜13時の計4回の挙行であった(通常は7回)。そして最後の13時の回では、練習が始まるためグラウンドには降りれなくなるようである。

さて、ドームツアーが始まるまでまだ時間があるので、ドームの周りをぐるっと歩いてみた。すると外野席入口前では、前日から野宿をしていると思われるオリックスと近鉄の応援団が寝ていた。中には若い女性もいる。行列整理用のロープにはジーパンやタオルが干してあった。

10時10分前に集合場所の1番ゲートへ行き、先程貰った見学者用のバッジを着用する。今回の参加者は7名。


「ドームツアー」集合場所の1番ゲート

10時になるとガイド嬢(「ドームツアー・ナビ」というらしい)に連れられて、まず三塁側内野席に座る。そして球場の大型スクリーンを使ってドーム諸設備の紹介ビデオが約15分ほど流れた。また天井のカメラから見学者をスクリーンに映し出すというサービスもあった。


三塁側内野席で「ドームツアー・ナビ」から説明を聞く

次にグラウンドへ降りる。そしてダッグアウトへ入り、ここで記念撮影タイム。そのあとバックヤードへ。素振り用のミラールーム、監督・コーチ室、ロッカールーム(バファローズの用具が置かれていた)、ブルペンを見学する(すべて三塁側)。

グラウンドへ 三塁側ダッグアウト内

 

ミラールーム 監督・コーチ室
選手ロッカールーム ブルペン

最後に外野スタンドに行き、フェンスオーバーの場合のナゴヤドームのローカルルール等の説明を受けて4番ゲートより退出。所要時間は約45分であった。

退出したあとは「パノラマウォーク」に行き、ドラゴンズやグランパスの展示を見る。本来は「パノラマウォーク」は有料(300円)なのだが、ドームツアー参加者は無料で入れるのである。杉下茂や江藤慎一等が着ていた歴代ユニフォームなどが飾ってあった。

「パノラマウォーク」入口 「ドラゴンズミュージアム」

そしてまだ時間があったので「アリーナビューレストラン」に入り、コーヒー(税込367円)を飲む。その名の通り、このレストランは球場内を見渡せるのである。すると11時のドームツアーの参加者たちが歩いているのが見えた。10時の回よりもだいぶ多く25名ほどの姿が見えた。

レストランのカウンター席 コーヒーを飲む

<追記>2001年現在、ツアー回数は1日4回(10:30、12:00、13:30、15:00)に減少。また、試合のある日はナイターの場合でも開催されなくなったようである。

2.大阪ドームへ

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