宜野湾市立野球場

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2001年2月24日、21世紀の野球観戦は、いきなり沖縄からのスタートということになった。宿泊先は那覇市内にある「柏青荘」というところ。ここはたぶん那覇で最も安い料金で泊まれる所ではないだろうか。なんせ翌日泊まったカプセルホテルよりも安く、1泊3000円で2部屋あり、バス・トイレ付きであった。

ただしクーラーがコイン式で2時間100円である。そのため2月にもかかわらずちょっと蒸し暑かったがクーラーは使わなかった。ちなみにこの時期の沖縄の気候は、本土の梅雨時に近い。

朝食は那覇の中心地のちょっと南にある開南の「丸安食堂」という地元の大衆食堂で、「みそ汁(じる)」という沖縄料理を食べる。これはいわゆる本土の「味噌汁」とは別物で、大きめの丼に豆腐、コンニャク、青菜、豚肉、ネギ、落とし卵などの具がたくさん入った味噌スープである。これにご飯が付いて450円也。

丸安食堂 みそじる

そして食堂から程近い「開南」バス停へ。バス停前の「ローソン」で昼食を購入してから、9時17分発の琉球バス55系統牧港線に乗車。この路線は那覇バスターミナル発宜野湾出張所行で、1時間に2〜3本の頻度で走っている。

バスは那覇から宜野湾まで58号線を真っ直ぐ行くのかと思っていたら、浦添市内をぐるっとまわるルートをとり、途中浦添市民球場の脇も通過した。翌日は浦添市営球場に行く予定だったので、ちょうどいい下見となった。

所要49分で宜野湾市営球場前へ到着。運賃は450円。バス停を降りると目の前に「歓海門」と書かれた赤い大きな門があり、「歓迎横浜ベイスターズ」と書かれた垂れ幕が下がっていた。この門が宜野湾海浜公園の入口となっている。

琉球バス 歓海門

歓海門をくぐると正面にベイスターズキャンプの日程表が掲示されていた。そして球場に向かう道にはお祭り風の屋台群。その中には「楽しいムーミン一家」という野球とは無関係のアトラクションもあった。

キャンプ日程表 球場前の屋台群

宜野湾海浜公園内には野球場、テニスコート、体育館、屋内運動場、多目的広場、野外劇場、海浜広場、沖縄コンベンションセンターなどの施設がある。沖縄コンベンションセンターといえば、かつてロックバンドの紫やSPEEDなどのコンサートが行われた場所として思い出される。ちなみにこの日、コンベンションセンターでは中古車フェアが開催されていた。なお、おそらくキャンプの期間中のみの仮設だろうが、サブグラウンドやブルペンも野球場の外野後方に設置されていた。

屋内練習場 沖縄コンベンションセンター
   
サブグラウンド ブルペン

また、外野裏には「白球立教」という、1987年秋の海邦国体を記念して沖縄水産やPL学園などの出場12校と沖縄高野連、宜野湾市、名護市で作った記念碑があった。そして公園に隣接した場所には、ベイスターズの宿泊地ともなっている「全日空ホテルズラグナガーデンホテル」がある。


「白球立教」碑

レフト後方にはベイスターズの宿泊する「ラグナガーデンホテル」がある

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