宜野湾市立野球場

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この日のカードは、オープン戦・横浜−中日。入場料は、ネット裏・大人3000円(前売2500円)、ネット裏・小人1500円(同1200円)、内野席・大人2000円(同1500円)、内野席・小人1000円(同700円)、外野席・大人1500円(同1200円)、外野席小人500円(前売も同額)。


オープン戦の告知ポスター


入場券

球場正面入口前に出店があり、沖縄そば400円、オリオンビール(おつまみ付)250円、アサヒビール(おつまみ付)300円、弁当300円などの食料やベイスターズグッズが売られていた。また、メインスタンドのコンコースにも弁当、焼き鳥、焼とうもろこしなどの売店が出ていた。

その他、公園内には「パーラーあずま屋」という小さな売店があり、アイスクリーム200円、かき氷180円、沖縄そば350円、ホットドッグ230円、おにぎり140円などを売っていた。また、「ぎのわんトロピカルビーチ」にある「トロピカルハウス」という売店では「シーレックススポーツドリンク」が売られていた。さすがベイスターズのキャンプ地である。

球場内の売店(すぐ後は海) 「ぎのわんトロピカルビーチ」の「トロピカルハウス」

宜野湾市立野球場は、1987年3月13日に総事業費12億9438万円をかけて竣工。両翼95m、中堅120mでスコアボードは手書き。ブルペンはファウルグラウンド内に各々1人分。照明塔は6基あるが1基あたりわずか12個しか電球がないため、内野部分でも200ルックスで通常の1/10程度の照度である。

スコアボード 貧弱な照明塔

観客席は、ネット裏メインスタンドが長椅子で3000人収容、内野は階段状になった芝生席で2800人収容、外野は芝生席で6000人収容で計11800人。メインスタンドと内野席との行き来は不可。なお、ネット裏中央最上部に来賓席のような背もたれ付の席があり、ここは放送席となっていて鈴木孝政氏が座っていた。きっと愛知県でテレビ中継があるのだろう。

ネット裏 内野席
   
外野席 放送席の鈴木孝政氏

試合前に沖縄の民族舞踊「太鼓の舞」、そして「ミスはごろも」から両軍監督に花束と記念品贈呈、さらには数日前に行われた横浜−湘南チャリティーゲームの寄付金が、谷繁選手会長から宜野湾市長に寄贈される。そして「YB杯少年野球大会」優勝チームのバッテリーによる始球式のあと、13時半にプレイボール。先発投手は、横浜・福盛、中日・宮越。


民族舞踊「太鼓の舞」

1回裏、横浜は4番佐伯のヒットでまず1点を先制。続く5番ズーバーの二塁打でさらに1点を加えたあと、6番ドスターが左中間に2ランホームランを打ち込み、一挙4点を奪った。そして3回裏にも7番相川、8番石井義の連続タイムリーヒットで2点を追加。6対0とした。球場の裏がすぐ海のため、風が非常に強くやや肌寒く感じた。

ここで一塁側メインスタンドに、ダラ球会の五月風れあんさんを発見。声を掛けると最初誰だかわからなかったようだ。まぁ、まさか沖縄で「五月風れあん」というハンドルネームを呼ばれるとは思わなかっただろうな(笑)。

試合は4回表に中日が1点を返すも、5回裏に横浜が中日3番手山田から集中打で一挙5点をあげ、完全なワンサイドゲームとなる。8回表に中日は3番李と6番種田のヒットなので3点を返すが大勢に影響無し。結局11対4で横浜が圧勝した。試合終了は16時23分。

ネット裏から 三塁側内野席から

帰りは、市営球場前バス停から16時54分の琉球バス28系統読谷線に乗車。バス停に掲示してあった路線図を見ると、国際通りの東のはずれの安里を経由するように書かれていたので乗ったのだが、これが国際通りを通らずにそのまま58号線を直進して那覇バスターミナルに向かっていってしまった。そのため国際通りの東のはずれにある県庁北口で下車して、国際通りを2kmほど歩くはめになった。どうやら同じ系統でも経由地が違う便があるらしい。

沖縄には鉄道が無いので、レンタカーやタクシーを使わないならば基本的な移動手段は路線バスとなる。しかしこの路線網が外訪者には非常に複雑怪奇である。

と思っていたら、2001年3月に「沖縄・交通観光情報システム」というサイトが開設され、バスの路線や時刻を検索出来るようになった。ううむ、今回の旅行前に開設されていたら良かったのに(と思っていたら2002年8月現在休止中)

なお、この日「柏青荘」はあいにく空室がなかったので、「カプセルイン沖縄」に宿泊。朝食付き(といっても、トーストとコーヒーのセルフサービス)で3300円。

荷物を置いたあと、夕食を食べに外出。「柏青荘」の「思い出ノート」(宿泊客がおすすめのスポットなどを勝手に書くもの)に書いてあった壺屋(地名です)の「にんじん食堂」へ行ってみたが、あいにく貸切で閉まっていた。そこで結局再び「丸安食堂」へ。ゴーヤチャンプルー(550円)を食べる。おかずもご飯も山盛り。さらにスープがわりのミニ沖縄そばが付いていた。これは沖縄の定食では定番のスタイルのようだ。


ゴーヤチャンプルー

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