姫路球場

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99年3月29日朝、梅田の阪神百貨店の地下食品売場で、昼食用に話題の「ノムさん弁当」(税別1000円)、と「ノムさん緑茶」(税別115円)を購入する。

「ノムさん弁当」は9種類のおかずが入っているのだが、それにいちいち能書きが書いてある。

例えば「タイガースの見通しが良くなる」レンコン煮とか「勝利の目が出る」芽ひじきとか。おまけに卵焼きには野村監督の絵が描かれていた。

また「ノムさん緑茶」には、缶に野村監督のイラストと「やっしゃ! 飲んでかかれ!」という言葉が書かれていた。「やっしゃ」とは「やるぞ」と「よっしゃ」の造語らしい。

そのあと、隣のイカ焼きコーナーで「和風デラ(しょうゆ味)」を食ってから、阪神梅田10時30分発の直通特急「姫路ライナー」に乗車。飾磨で各駅停車に乗り換えて、12時過ぎに姫路の1つ手前の手柄という小さい駅で下車する。この駅には自動券売機が2台しか無いため、帰りには切符を買うのに時間がかかってしまった。

駅から徒歩10分くらいで手柄山中央公園内の姫路球場に到着した。本日のカードはオリックス−阪神・オープン戦。平日のゲームながら「内野・椅子席」はすでに完売。やはりタイガース人気か? そこで「内・外野・芝生席」1000円の券を買う。

姫路球場は59年3月7日開設。両翼95m、中堅120m。スコアボードは磁気反転式で、球速表示付き。照明設備は無し。

収容人員は資料によってマチマチ(15000〜19622人)で、この日はほぼ満員だったのだが公式発表は10000人であった。また、地方球場としては珍しく2階スタンドがある。

外壁の一部には甲子園球場のようにツタがあり、一塁側の球場内には何故か「姫路ボクシングジム」が入居している。

91年から95年まではオリックスの公式戦が行われたこともある。なお、オープン戦が行われるのは5年ぶり。

さて、一塁側内野芝生席に入ると、上段の方にわずかにコンクリート製の階段状の席があったので、そこに座る。私は芝生席はあまり好きではないのです。

試合開始前には地元・新日鉄広畑出身の塩崎(オ)、定詰(神)に花束の贈呈があった。そして、お決まりの姫路市長の始球式があり1時33分にプレイボール。

試合はプリアム、星野、大豊にホームランが出た。イチローは7回2死満塁で代打で登場。球場は沸いたが結果はセカンドゴロに終わった。6−4で阪神の勝ち。

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