防府スポーツセンター野球場
(ゲスト寄稿/広島県・いの一番さん)

2003年7月26日、この球場で前年に続いて湘南−巨人の試合が行われた。広島にいては滅多に近くにやってこないイースタンの試合とはいえ、一度行った球場で、かなり暑い日だったということもあり、どうしようかという気持ちもあったものの、結局ある理由のため筆者はまたしても防府に足を運んだ。

入場券
その理由とは第三者から見ればどうでもいいことだろうが、防府市の松浦正人市長が今年もユニフォーム姿で出てくるかどうか気になったからである。そして、行ってみるとやってくれました市長サン、目立ち様は前年よりも増していたのである。
球場に着いた筆者がネット裏に座って両チームの練習を見ていた時、ふと気配を感じて後ろを向くと、そこに湘南の25番のユニフォームを着た松浦市長が立っていた。腕組みしながらグラウンドを眺める姿が結構さまになっているのは、やはり市長の貫禄か。
しばらく市長の動きを見ていると、スタンドをあちこち移動して知り合いやら子供達と話をしている。そこへ球団関係者と間違えたのか、ファンがサインを頼みに行っていたが、さすがにこれは断っていた。冗談でもサインをすれば面白かったのに。

子ども達と話す市長
やがて試合開始が近づくと今度は少年野球選手達を従えて始球式に登場、3人が球審の合図をもとに一斉に投球し、打者も捕手も3人ずつという賑やかなものだが、中心に立ってマウンドから投げるのはもちろん市長である。

始球式
そしてこれで終わりかと思ったら、今度は5回と6回の合間に湘南のマスコット「レック」とともに登場。レックが観客に手拍子を要求するとその横で「激しく」と書いた紙を出して加勢するのだ。

レックと遊ぶ防府市長
もしかすると防府市民の方の中には、これを見てはしゃぎ過ぎだと眉をひそめる向きもあるかもしれない。しかし市のトップが体を張って行事を盛り上げる姿勢は評価してもよいのではなかろうか。別に悪いことをしているわけではなく実際面白いのだし。
なお、試合の結果は巨人3−2湘南、勝ち投手は柏田、負け投手は木塚であった。この試合で気になったのは観客数の減少で、前年の2870人から1576人と実に45%減。理由は不明だが、プロ野球を見る機会がそんなにない所だけに淋しくもあり残念でもある。この観客数では今後の開催がどうなるのか気がかりなところだが、もし開催されるのであれば、市長サンには引き続き楽しいパフォーマンスをお願いしたいものだ。

選手名が白地に黒字になったスコアボード