岩見沢市営球場

(ゲスト寄稿/北海道・浜☆星奈さん)

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2004年8月1日、北海道にFIGHTERSがやってきて初のファーム公式戦ホームゲームが岩見沢市営球場で行われることもあって、しかも相手がSearexということもあって、「こりゃぁ一石二鳥だぁ!!」と思い迷わず岩見沢まで行くこととなった。

加えて岩見沢市営球場は、過去にSearex戦が行われたにもかかわらずまだ1度も行ったこともなかったので、「道内でファームも含むプロ野球が開催される球場を制覇する!」という無謀な野望を持っている私はこの岩見沢行きをとっても楽しみにしていた。

前日の夜行列車で岩見沢には早朝に到着。バス時間までバスターミナルの椅子で一眠りしてから(結局ちょこっとしか眠れず…)バスに乗って球場へと行った。球場に着いた時には、FIGHTERSファンが既に並び始めていた。

岩見沢市営球場は、両翼98m、センター122m。スコアボードは磁気反転型の電光掲示板(電飾は旭川スタルヒン球場と同じ黄色)。照明設備が6基一応あるがプロ野球にはたぶん使えないと思います。

地方球場特有の土のグラウンドに外野は天然芝。観客席はネット裏席がオレンジ色のベンチシート(長椅子)で内野席が青色のベンチシート、外野席は天然芝。観客収容数はネット裏席が1500人、内野席が2000人、外野芝生席が4000人で計7500人。1軍の試合では使えませんが、ファームの試合でのみ使う球場です。

岩見沢市営球場への行き方は、岩見沢駅の隣にある中央バスの岩見沢駅バスターミナルから出ている路線バスを利用するのが一番便利でしょう。鉄北線(=北5条西20丁目行きバス)に乗り、北4条西20丁目バス停で降りるとすぐそこに球場があるのでとても便利です。歩いて行くことのできない距離ではありませんが、(どっかのホームページで徒歩20分と書かれてあったが、特に初心者にとっては)バスを利用するのが近道でしょう。

当日はFIGHTERSのホームゲームということもあって先にFIGHTERSのバスが到着。到着の直前からガンちゃんこと岩本投手が何やらファンに向かってしゃべっていた。私はあまり良く聞き取れなかったが、周りのFIGHTERSファンがウケていたことから推測するときっと面白いことでもしゃべっていたのだろう…。

その後Searexのバスも到着。岩見沢のファームの試合にFIGHTERS側でガンちゃんと田中幸雄選手(当時幸雄選手は怪我の為にファーム調整中だった)がいたものオイオイ…と思ったが、Searex側でも斎藤タカシ投手がいてオイオイ…と思ってしまった。まぁ幸雄選手はその1週間後には札幌ドームの試合に出たんだけどね…。

奇しくも両方のチームとも応援している私は試合開始前まで両方のチームの様子を写真撮影しながらウォッチングしていた。もちろんその間に球場全体の撮影もしたのであった。途中で幸雄選手と一緒に写真撮影出来たのが一番ラッキーで嬉しかった。でもペンがなくてうっかりサインを貰うのを忘れてしまった…うぅ…一生の不覚…(泣)。

試合開始直前に小雨が降り出したが、無事試合が行われた。試合はFIGHTERSが吉崎投手、Searexが村西投手の先発で始まり、FIGHTERSが小谷野選手と藤島(ジャイアン)選手と渡辺(孝男)選手が一発打ったのもあって大きくリードし、Searexも終盤西崎選手と呉本選手の一発で追い上げたものの8−4でFIGHTERSが旭川の試合に引き続き2連勝しました。

両方とも応援している私にとってみればどっちが勝っても良かったものの、当時はまだFIGHTERSの勝ち試合もSearex(BayStars2軍時代も含めてイースタンリーグでは)の勝ち試合もまだ見たことがなかった為に「2軍だけどやっとFIGHTERSの勝ち試合が見れた〜!」という思いと「またSearexの勝ち試合が見れなかった〜…」という思いが交錯して誠に複雑な気分でした…ハハハ(汗)。

私は内野ネット裏席で観戦したのだが、1塁側と3塁側を行ったり来たりしていたんできっと妙なやつだなぁ〜…と周りの人々から思われてしまったんだなぁ〜…。まぁ途中からあるFIGHTERSファンとおしゃべりしながら観戦してしまったので最終的には1塁側に座ってしまったが…。

さあ駒大岩見沢高校の「ヒグマ打線」の故郷である岩見沢にある岩見沢市営球場で皆様もデーゲームを楽しみましょう! それにしてもFIGHTERSが次に岩見沢市営球場にやってくるのはいつのことやら…?!

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