出雲ドーム
1995年８月24日、前日に米子市民球場でオリックス−日本ハム戦を観戦した私は、この日は出雲観光をすることにした。
出雲そばを食ったり出雲大社にお参りしたり竹内まりやの実家（「竹野屋」という旅館）に行ったりしたあと、一畑電鉄に乗り込んだ。すると車窓からなにやら気になる建物が見えた。
それは噂には聞いていた「出雲ドーム」であった。こんな所にはそうそう来る機会は無いので、急遽行ってみることにした。
遥堪（ようかん）という難しい名前の駅で下車。ここから田園地帯を歩くこと約30分で出雲ドームに到着した（ちなみにひとつ手前の高浜駅からの方が若干近かったようだ）。行ってみるまで中に入れるのかわからなかったが、150円を払うと見学が出来るようになっていた。
さて、出雲ドームは1992年４月に開設された世界最大の木造膜建築で、なおかつ日本最大の木造建築だそうである。野球をはじめとする各種スポーツの他、イベント・展示会等にも対応したつくりになっている。
スタンドは可動式になっていて、野球使用時には両翼90ｍ、中堅110ｍで収容人員は2500人（貰ったパンフレットより抜粋）。
観客席はすべて白木の長椅子で、グラウンドは全面土であった。ちなみに甲子園球場と同じ砂を使っているらしい。訪問時にはどっかの高校生の吹奏楽団がグラウンドを使っていた。
またここには展示室があって、地元出身の梨田や大野豊のユニフォームなどが飾ってあった。いっぺんここで野球の試合を見てみたいものだなぁ。でもサイズ的に考えて、アマチュアを含めても公式戦は無理だろうけど。