北九州市民球場

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1999年3月4日、JR小倉駅から北九州モノレールに乗り、香春口三萩野駅にて下車(約4分の乗車で190円)。以前来た時には、モノレールはJR小倉駅から少し離れた所にあったが、今回は駅ビルの中から直接発車していた。そのかわり路面電車(西鉄北九州市内線)は廃止されていた。

モノレール駅から球場までは徒歩で10分くらい。途中に「ローソン」が2軒あるので、そこで飲食物を買うのもいいだろう。また、小倉駅から球場前までバスも走っている。

球場の隣には前年10月に出来たという「北九州メディアドーム」の威容が横たわっていた。競輪やイベント等に使われているらしい。中には「メディアモール」というショッピング・ゾーンもあった。

球場に着いて、特別内野席3000円を買う。席は指定されてなく自由席である。

1958年4月5日開設。北九州市の発足を期に建設されたらしい。両翼92m、中堅119m、収容人員27111人。

当初は小倉球場と称したが、福岡ダイエーホークスが移転した1989年4月1日に現在の名前に改称。かつては西鉄ライオンズ、現在はホークスの準フランチャイズとして使用されている。特に西鉄時代の1965年から1972年にかけては年間20〜30数試合の公式戦が開催された。

スコアボードは電光掲示板で、前年9月から総工費1億円をかけて2月28日に完成したばかりとのこと。そしてこの日がお披露目であった。試合開始前には、ダイエー・王監督、オリックス・仰木監督、小倉北区・区長の3者により「点灯式」が行われた。場内アナウンスによるとLED(発光ダイオード方式)だそうである。

さてこの日のゲーム、ダイエー−オリックス・オープン戦は先程も登場した区長の始球式のあと、1時に開始となった。

2回にはオリックスのルーキー・相川が3試合連続となる2ランホーマーを打ち込んだ。そして4回にはベテラン藤井も2ラン。しかしダイエーは井口がレフトスタンド上段に逆転3ランを打ち込んだりして、結果は10−8でダイエーの勝利。

ところでこの球場の座席について一言述べたい。椅子の前後の間隔がとても狭く、私の決して長くはない足でもヒザが前の席の背もたれにぶつかってしまって非常に窮屈だった。まだこの日は観客が少なかった(6000人)からよいが、観客が多い時にはさぞ居心地が悪いだろう。また、椅子の間を歩く時には両足を交差させることが出来ず、カニ歩きになってしまった。この辺にも改善の余地があると思われる。

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