グリーンスタジアム神戸
2001年4月28日、ダラ球会の観戦会を急遽神戸で開催することになった。神戸行きを決めたのは5日前。本来なら往復とも夜行バスを使いたかったところだが、あいにくゴールデンウイークのためほとんど満席。かろうじて帰りの便のみ確保することが出来たが、それも立川行という中途半端なものしか残っていなかった。
ということで行きは新幹線を利用。ここのところ旅費を安くあげるために新幹線はほとんど使っていなかったが、今回はやむを得ない。しかもこの時期は金券ショップの安売り切符も使えない。正規運賃で新幹線に乗るのは久しぶりだ。
6時13分東京発の「ひかり」に乗り、9時26分新神戸に到着。そして神戸市営地下鉄で三宮へ。まずは駅前にあるオリックスのグッズショップ「B-WAVE」に行く。この店は通常11時の開店だが、ゴールデンウイーク中は10時開店とのこと。
店に入ると「殿馬Tシャツ」が飾られているのが目についた。この商品は前年に来た時にも売っていたが、その時のものとは若干デザインが変わっていた。でも文字のみの地味なデザインは前年と同様。ちなみに背中には背番号「04」が印刷されている。
B-WAVE | 殿馬Tシャツ |
そして片隅にあったオリックスの新しいプロ仕様ユニフォームを見ていたら、店員に「ひとつどうですか?」と声を掛けられた。話を聞くところによると、前年まではユニフォームの注文の95%はイチローのものだったらしいが、今年はだいぶ選手がばらけているとこのこと。その中では進藤が人気があるらしい。横浜からついてきたファンがけっこういるようだ。
プロ仕様ユニフォーム |
そのあと地下鉄で総合運動公園駅へ。この駅は地下鉄ながら掘割の中の地上駅。ちなみに所要時間と運賃は新神戸からは23分330円、三宮からだと21分330円である。
総合運動公園駅 | 神戸市営地下鉄には ネッピーのヘッドマークが付けられている |
球場は駅の目の前。球場前の広場では元阪急の盗塁王ロベルト“チコ”バルボン氏(現オリックス球団職員)によるティーバッティング教室やスピードガンコテストが行われていた。これは開門から試合開始前まで行われているようだ。
ティーバッティング教室 | バルボン氏 |
入場券売場で内野自由席券を購入。筆者は日本ハムのファンクラブに入っているので、正規料金2000円のところを1600円で購入した(オリックスファンクラブ会員だと1400円)。
ちなみに2001年度の入場券の種類と価格は以下の通り。
区分 | 当日 | 前売 |
ファンクラブ割引 |
場所 | |
大人 |
ジュニア |
||||
特別指定席 | 5500円 | 5300円 | 割引なし |
割引なし |
ネット裏1階席 |
内野A指定席 | 3200円 | 3000円 | 2800円 | 2800円 | 一・三塁側内野1階席 |
内野B指定席(大人) | 2200円 | 2000円 | 1800円 | - |
一・三塁側内野1階席 |
内野B指定席(小人) | 1100円 | 900円 | - |
800円 | 〃 |
内野B指定席(65才以上) | 2000円 | 1800円 | 1600円 | - |
〃 |
内野自由席(大人) | 2000円 | 1800円 | 1400円 | - |
内野1階席三塁側または2階席 |
内野自由席(小人) | 900円 | 700円 | - |
無料 |
〃 |
外野席(大人) | 1300円 | 1200円 | 900円 | - |
外野全エリア |
外野席(小人) | 500円 | 400円 | - |
無料 |
〃 |
「65才以上」という括りがあるのがユニークである。球場係員にもシルバー人材を登用していることも含めて、今後の高齢化社会をいち早く見据えた施策である。
入場券 | 高齢者の球場係員 |
ところでオリックスのファンクラブは他球団とは違って、ジュニア(高校生以下)以外はクレジットカードまたはローンカードになっているので、あまり入会をおすすめしない。このへんは親会社が金融業だからか。
ファンクラブ入会受付
この他、入場券に関して特記することと言えば「スカイデッキ」という名の「シーズン自由席」を2000年度から実施していることがあげられる。2000年度は2階席を3つに区分して中央3万円、一塁側2万円、三塁側1万円としていたが、2001年度は2階席全エリア一律2万円になっていた。