グリーンスタジアム神戸サブ球場


球場入口

MAP

2000年3月14日、梅田から阪神電車に乗って三宮へ。昼食用に「マクドナルド」で平日半額のハンバーガーを買ってから、神戸市営地下鉄に乗り換え総合運動公園駅へ。

改札を出て右へ向かえばグリーンスタジアム神戸だが、今回は左へ行き陸橋を渡る。そして駅から約8分ほど歩きサブ球場へ。駅から球場に向かう人は他には誰もいなかった。

本日はここでオリックス−ダイエーの教育リーグが行われる。何故この時期にここへ来たかというと、オリックスのファーム(現・サーパス神戸)が今回の教育リーグを最後に、新設される「あじさいスアジアム北神戸」に移転してしまうからである。そこで「見納め」のための来訪であった。

※と思っていたら、2001年度もウエスタン教育リーグでは、あじさいスタジアムではなく神戸サブ球場を使用していた。ファームの移転は、本球場の天然芝保護のためにサブ球場を基本的に一軍専用の練習場としたためらしい。

グリーンスタジアム神戸サブ球場は、両翼99.1m、中堅122.0mと本球場と同じサイズ。照明設備は無し。観客席はネット裏のメインスタンドが587人収容の長椅子で、内野は芝生席となっている。なお、外野には客席は無く、かわりにグラウンド利用者用の駐車場がある。

メインスタンド 芝生席

グラウンドは内野は土で、外野とファールグラウンドは人工芝。ブルペンは本球場同様ファウルグラウンド内にネットで区切って各々2人分。

ライト後方には室内練習場、レフト後方には本球場が見える。売店類は無く、メインスタンド下の事務所前に清涼飲料水の自販機(120円)があるだけ。

ブルペン 室内練習場

なお、近隣は「流通工業団地」となっており、「大日本製薬」、「ナショナル」、「SHARP」などの倉庫群があるが店舗は見当たらない。

ネット裏からの眺め 一塁側からの眺め

さて、試合開始10分前になるとスタメンが発表された。先発投手はオリックス・高橋功、ダイエー・土井。なお、スコアボードは得点とポジション表示は磁気反転式で、選手名表示は手書き。しかしこの日は教育リーグのためか選手名は表示されなかった。


スコアボード

試合前にイメージソング「リトル★ネプチューン」が流れ、12時30分プレイボール。この時点で観客を数えてみると33人しかいなかった。入場は無料なのだが、平日の二軍の教育リーグではこんなもんか。しかも13時前になると、昼休みを球場で過ごした近隣の倉庫群の従業員と思しき人たちが帰ってしまったので更に減ってしまった。

試合は1回表にダイエーが吉本亮の犠牲フライで先制。しかし2回裏に相川、三輪の連打でオリックスが逆転。3回表には森山のホームランでダイエーが同点に追いつくも、4回裏オリックスは無死満塁のチャンスを作り、内野安打、押し出し、犠牲フライなどで4点を奪い勝負を決めた。その後両チームとも1点ずつを加えて7−3でオリックスの勝ち。

なお、二軍戦ながら専任のボールボーイがいて、オリックスのビジター用に似せたユニフォーム(胸には「Blue Wave」と書かれていた)を着ていた。


試合のもよう(投手・土井、打者・マルセド)

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