栗山町民球場

(ゲスト寄稿/北海道・浜☆星奈さん)

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2004年8月9日。先に行った「栗の樹ファーム」に行ったついでに、過去にイースタンリーグが行われ、毎年都市対抗野球の北海道予選も行われている栗山町民球場にも行ってみることにした。

栗山町民球場は、1998年6月21日に完成した比較的新しい球場であり、そのプロ野球でのこけら落としとして1998年7月30日にイースタンリーグのBayStars(現Searex)−巨人戦が行われた。2003年にも8月31日にイースタンリーグ西武−巨人戦が行われた。

2006年からはFIGHTERSが毎年公式戦の前半戦終了後のオールスターゲーム休みの合間を利用して公開練習が行われるようになった。現在は毎年都市対抗野球の北海道予選が行われており、その他にもアマチュア野球での主要球場のうちの1つとなっている。

両翼は98m、センターは122m。スコア部分のみ電光掲示でチーム名などの他の部分は手書きのボード式?(←実際に表示されているところを見ていないのでもしかしたら磁気反転式電光掲示板かも…実際に試合を見に行き次第間違っていたら訂正します)

ナイター設備は6基あるがプロ野球では使えないと思われる。地方球場特有の土のグラウンドに外野は天然芝。観客席はネット裏席(長いすで作られている)が1000人、内外野芝生席(もちろん天然芝)が2300人なので計3300人が入れる。でも、何故か内野芝生席(といっても3塁側しか見ていないが)にはトップにすごくボロいベンチ(どっかの広告が載っかっていそうだなぁ…)が3個ほどあったなぁ…。

あっ、ここの内外野芝生席、フェンスがないのと芝生席の山が低いのでタダ見ができますよ〜…っていうか無料設定しかできないと思うぞ…。3塁側入口のすぐそばにある時計の下には「ザ・ベースボールINくりやま」という看板が掲げられていた。1軍の試合は無理だけど、ファームの試合はできるという球場である。

でも、この球場の最大の特徴といえば、何と言っても「プロ野球公式戦開催可能な球場では、日本で初めてBSO表示にした球場」である。というのも、普通日本の野球場はスコアボードのストライク・ボール・アウトの表示(ランプ表示)がSBOの順番になっているのだが、ここ栗山町民球場はアメリカのメジャーリーグ形式であるボール・ストライク・アウトのBSOという順番で表示されているのである。

プロ野球公式戦開催可能な球場でのBSO表示は、日本では栗山町民球場が初めてのようである(1998年6月5日の道新朝刊社会面の「こだま」というコーナーに書かれてありました)。でもメジャーリーグでは電光掲示板での数字表記なのにここ栗山町民球場ではあくまで日本式のカラーランプ式…ちょっぴり違和感あるかもしれませんねぇ…。尚、このBSO表示については、スコアボードの他にバックネット裏席にもある。

栗山町民球場への行き方は、栗山駅からだと徒歩で約15分くらいかかるようですが多めにみたほうがいいかも…。駅から真っ直ぐ行って交差点を右に曲がり、しばらく行って途中T字路を右に曲がって左に曲がるカーブをそのまま進むと球場への案内看板が見えてくるので比較的わかりやすいと思います。

看板があるところを右に曲がって踏み切りを超えると、右側にあるサッカー練習場(コンサドーレ札幌の旧練習場)を超えると球場が見えます。岩見沢からだと国道234号線経由で車で20分くらい、札幌からだと道央自動車道の岩見沢インターチェンジ経由で車で約1時間くらいです。尚、プロ野球開催時に臨時バスが出るかどうかはわかりません…。

さぁ、皆様も栗山町民球場に行って、メジャーみたいなBSO表示のランプを見に行きましょう!当然私も、もしSearexやFIGHTERSのファームが来たら、今度こそ試合で絶対に見に行くぞぉ〜っ!!

注・この球場については、試合ではまだ見たことがないので今回は球場の様子のみについて書きます。この球場で私が実際に試合を見に行った次第改訂版を書きますのでご了承下さい。

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