三国運動公園野球場

(ゲスト寄稿/山梨県・早乙女修牙さん)

MAP

2009年8月13日、プロ野球BCリーグ・福井ミラクルエレファンツ対群馬ダイヤモンドペガサス戦観戦の為、福井県に在る三国運動公園野球場を訪ねました。

えちぜん鉄道の三国港駅から三国運動公園野球場を目指して歩き始めます。

駅には周辺地図↓がありましたが、

町の中には運動公園の方向を示す案内がありません。 まぁ田舎ではよくある事です、適当に歩いてみましょう。

そして・・・・ 道に迷いました! 駅から球場に向かうような人も見掛けませんでしたし、歩いている人もあまり居ません。試合開始時間にはまだ時間がありますが、 初めて行く球場なので周辺も見たい、なるべく早く着きたいです。

一旦駅に戻って今度は真っ直ぐ北に向かいます。 しばらく上り坂を歩くと照明塔らしきものが見えてきました。 全然試合観戦に来たような通行人は見掛けませんでしたが、やはりここが三国運動公園でした。

公園入口 公園案内図

球場データ

名称:三国運動公園野球場
所在地:坂井市三国町運動公園1-4-1
両翼92メートル 中堅122メートル
収容人員:11253人


球場周辺の様子

球場正面には流石に人出が有り、食べ物の露店も出てました。両チームの選手も買いに来ていました。


露店の焼き蕎麦と焼き鳥

グラウンドは内野は土、外野グラウンド・外野スタンドは芝生。ファウルグラウンドが広めです。


一塁側ブルペン

スコアボードは青色で指名打者制にも対応。選手名は手書き。また内野スタンド内にも簡易スコアボードがあります。

スタンドの椅子は背もたれの無い長椅子タイプ。

マウンド&バッターボックス方向はこんな眺め。

この日の試合はエース藤井の好投で2−1で福井の勝利。観衆は458人。この数字はちょっと寂しい。これは平日に加え、朝からの雨。そして福井市内では無く三国での開催が原因と思いたいです。

一塁側エレファンツ応援席 マスコットのパオタロウ
   
リーグ選手名鑑 エレファンツ選手年鑑

三国港駅に戻ると、試合の観客で同じ福井行上り列車を利用したのは、男性が一人だけ。と言いますか、僕以外の乗客もその男性一人のみ。えちぜん鉄道が球場アクセス路線として機能していないのが残念でした。 球場の駐車場には結構クルマが停まっていたので、試合観戦の観客はみなさんクルマで来ているのでしょう。

三国で常にホームゲームを行っている訳ではないので、難しいのは百も承知ですが、えちぜん鉄道には三国芦原線が球場アクセス路線である事をもっと宣伝して欲しいですし、ナイターがある日は臨時列車も運行して欲しいです。18:30試合開始で終電が22:09では早過ぎます。

実はこの話には後日談がありまして、帰ってからこの球場風土記を書く為に、えちぜん鉄道のサイトを見ていたら、エレファンツの試合チケットと、えちぜん鉄道の1日フリー切符を組み合わせたセット券(大人2000円)がありました。しかも三国駅から球場まで無料シャトルバスの運行もありました(往路のみ)。忙しくて下調べが不十分だったのがいけないのですが、不覚でした。


エレファンツの勝利を伝える、翌日の福井新聞紙面

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