大田スタジアム

8月30日(巨人−東京ガス)より

翌8月31日。今度は東京モノレールでアクセスしてみる。浜松町から11分、流通センターで下車。徒歩12分ほどで大田スタジアムに到着。


東京モノレール・流通センター駅

隣接する第二球技場ではこの日、定岡正二、岡崎郁が講師を務める「ジャイアンツPRO&KIDS野球教室」が開催されていた。


ジャイアンツPRO&KIDS野球教室

17時15分になると前日同様オープニングセレモニーが始まる。違う点は記念品贈呈で、巨人側からはジャビットぬいぐるみ、シダックス側からは「シダックスオリジナルワイン」がそれぞれ相手監督に渡されたこと。

ちなみにシダックス側のプレゼンターは「ラッキー」と「バッピー」という犬のキャラクター。アマチュアチームにマスコットが存在するとは思わなかった。

整列するシダックスナイン シダックスのマスコット「ラッキー」と「バッピー」

続いてホームラン競争。シダックスは黒坂3本、田中(善)0本、巨人は小田0本、福井5本。前日に続き前哨戦はプロの勝利となった。ちなみに福井の放った5本は、公約通りの数字だそうである。

スピードガンコンテストには一般観客4人の他、特別参加の岡崎郁、シダックス・田中(康)、黒坂、巨人・山田、吉村が出場。田中(康)の137km/hが最高記録。

そしてサインボール投げ入れ、大森ファイターズの少年による始球式のあと、定刻18時プレイボール。スタメンは以下の通り。なお審判は主審・濱野、一塁・酒井、二塁・名幸、三塁・深谷と前日とは若干メンバーが入れ代わっていた。

シダックス   巨 人
黒 坂 宮 崎
斎 藤 山 田
DH 入 江 福 井
田中善 大 野
中 島 DH 田 辺
田中康 渡 辺
坂 田 永 池
佐 藤 十 川
臼 井 加 藤
萩 原 P 條 辺

2回表、シダックスは中島がレフトスタンドに風に乗せて先制ソロホームラン。そして3回表には入江のヒットと田中善の三塁打で3点を追加して完全にシダックスペースで試合が進む。

ここでダラ球会のK村さんから不意に電話。「仕事が終わったので、これから大田スタジアムに向かうのでよろしく」とのこと。K村さんに今日の試合を観に行くことは言ってなかったのだが、「絶対観に行っているだろう」という確信のもとに電話をかけてきたらしい。

シダックスは、さらに4回表にも斎藤のヒットで1点を加え5−0とした。一方の巨人は、シダックス先発のサウスポー萩原にてこずり、5回裏に加藤の犠飛でようやく1点を返す。萩原は31歳のベテランで、年齢的に若い二軍の選手に対して余裕のあるピッチングを見せた。このへんでK村さんが球場に到着。


試合のもよう(投手・萩原、打者・大野)

その後シダックスは安井−吉井とつなぎ巨人に得点を与えない。ストッパーの吉井は足を上げて途中で一旦止めたり、いきなりクイックモーションで投げたりと、かなりクセモノの投手。球速も140キロ台あった。

一方巨人も安原−槙原−内薗とつなぐ。槙原はさすが実績のある投手らしく、1イニングを5球で三者凡退に仕留めた。また内薗も1イニングを三者凡退。最高球速152キロを出した時にはスタンドから声が上がった。結局その後両チームとも得点を追加出来ず、そのまま5−1で試合終了。前日に続き社会人の連勝となった。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
シダックス
巨 人

この2試合を観た感想としては、都市対抗に出場するレベルの社会人は、プロのファームよりも総体的にみて強いのではということ。まぁ、社会人出身の選手がすぐプロでレギュラーを取ることもあるからね。

帰りは大森駅までタクシーに乗る。所要約10分で1140円。タクシー代はK村さんが出してくれた。そして駅前のおでん屋台へ。勘定は2人で4200円。ここもまたK村さんの奢り。しかも5000円札を出して釣りは受け取らなかった。いつもながら気前がいい。さすが江戸っ子!


大森駅前のおでん屋台

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