さよなら川崎球場
第6部
続・その後の川崎球場(2001年11月17日)
教育文化会館の先を右に曲がるといよいよ川崎球場である。まずは遠めに見ると周辺の雰囲気はあまり変わっていないように感じる。しかし近寄ってみると、9ヶ月前には健在だった正門と切符売場が完全に撤去されていた。その中で辛うじて向かって右側の門柱のみが残されていた。これは例の看板を盗まれた門柱である。ひょっとしたら、いつか犯人が返却してくれるものと信じて残してあるのかもしれない。
球場前 | 残された門柱 |
そして、かつての正門を入ったところは「第2駐車場」となっていて、その脇にはかつて「ファンコーナー」というグッズ売場だった場所が自販機置場として残されていた。
第2駐車場 | |
かつての「ファンコーナー」は自販機置場に | 昔の「ファンコーナー」 |
このあと、すぐにグラウンドには入らずにとりあえず球場敷地の外周を歩いてみた。すると隣接する富士見球場も改装されてすっかり様子を変え、小奇麗なグラウンドになっていた。
改装前の富士見球場(後方が川崎球場) | 改装された富士見球場(本塁の位置も移動している) |
また、ライト後方の外野スタンドがあった場所には遊歩道が整備され雰囲気が一変していた。ただし周辺にタムロする浮浪者とおぼしき人々と「ハウスプラザ角倉」はそのままだったが。
ライトスタンド跡地に出来た遊歩道 | バックスクリーンの裏側(歩道には浮浪者が寝ている) |
遊歩道からハウスプラザ角倉を望む (かつてはこのアングルで撮影は出来なかった) |