洲崎球場跡
2007年4月17日、以前から気になっていた洲崎球場の跡地へ、たまたま近くに行く機会があったのでついでに寄ってみた。洲崎球場とは戦前の職業野球チーム大東京軍のホームグラウンドとして1936(昭和11)年に開設。通称「大東京球場」とも呼ばれてたらしい。翌1937年には92試合が開催されたが、その年の秋に後楽園球場が開設。そのため使用頻度が激減し、わずか3年でその使命を終えたという。
この球場のエピソードとしては、満潮時にグラウンドに海水が浸入してコールドゲームになったというのが最も有名であろう。また客席を蟹が這いずり廻ってたとも伝えられている。
球場の解体時期も不明で長らく跡地も特定されていなかったらしいが、2005年2月2日に江東区により史跡説明板が設置。区文化財としても登録された。
場所は江東運転免許試験場の斜め向かいで、警視庁第九機動隊のちょうど正面。最寄駅は東陽町。
江東運転免許試験場
警視庁第九機動隊
跡地には現在、オルガノや日本デジタル研究所などの社屋が建っている。
オルガノ
日本デジタル研究所