ヤクルト戸田球場
交通は、武蔵浦和駅から国際興業バス「南浦06−2系統・下笹目行」に乗り「彩湖道満グリーンパーク」で下車するのが一般的なアクセス方法である。所要約10分で運賃は200円。バスの本数は日中は1時間に2〜3本くらいの頻度である。
ちなみに「彩湖道満グリーンパーク」のバス停は「道満バスステーション」という建物になっていて、トイレ、飲み物の自販機が設置されている。
また北戸田駅から国際興業バス「西川60系統・西川口駅西口行」で行くことも出来るが、こちらは本数が非常に少ないので注意が必要である(所要約15分、190円)。なお、バスの時刻に関しては「国際興業株式会社 乗合バス時刻表サイト」を参照するとよい。
道満バスステーション
バス停から荒川の堤防を乗り越えた河川敷に「彩湖・道満グリーンパーク」というレクリエーション施設があり、4面の野球場、7面のソフトボール場、陸上競技場兼サッカー場、テニスコート、ローラースケート場、多目的広場、ジョギングコース、水棲動物園、釣場、バーベキュー場などがある。
彩湖・道満グリーンパーク案内図 | 彩湖・道満グリーンパークの野球場 |
そしてその隣に「株式会社ヤクルト本社戸田総合グラウンド」があり、野球場の他には陸上トラック、内野のみのサブグラウンド2面、テニスコートがある。雰囲気としてはプロ野球の練習施設というより、企業の厚生施設といった感じである。
株式会社ヤクルト本社戸田総合グラウンド | サブグラウンドと陸上トラック |
バス停からヤクルトグラウンドまでは土手の上を歩いて約7分ほど。なお土手を降りる時には途中まで階段がないので足を滑らせないように注意が必要である。余談だが、スワローズを舞台にした映画「ヒーローインタビュー」に、このグラウンドが登場した時には「二軍練習場」という看板がかかっていたが、実際にはそんな看板は無い。
かつては多摩川グラウンドをはじめ河川敷に練習場を置く球団が多かったが、日本ハムが鎌ヶ谷に移転した現在では、12球団で最も設備の劣る練習場であることは否めない。実際1999年8月には台風で水没してしまい、しばらく使用不能になったことがある。
開設は1977年2月1日。両翼100m、中堅122m、照明設備は無し。グラウンドは外野が天然芝、内野とファウルライン部分が人工芝という変わったスタイルになっている。
ネット裏からの眺め | レフトポール際からの眺め |
センターからの眺め | 一塁側からの眺め |
スコアボードは得点表示のみの手動式。ブルペンはファウルグラウンドに各2人分とバックスクリーン裏にも5人分のブルペンがある。
スコアボード | スコアボードを裏から見たところ |
グラウンド内のブルペン | バックスリーン裏のブルペン |