やまぶきスタジアム

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ここで球場の概要を。2004年に開催された「彩の国まごころ国体」の軟式野球会場として建設。正式名称は「市営川通公園野球場」と称し、愛称の「やまぶきスタジアム」は旧岩槻市の花を由来とするらしい。こけら落としは2003年4月20日のイースタンリーグ・ヤクルト−巨人。


球場前にある国体記念碑

グラウンドは両翼95m、中堅122m。照明塔は6基。ブルペンは内野席と芝生席の間に各2人分。スコアボードはバックスクリーン一体型の磁気反転式。ちなみにこの日スタメンのカツノリ(楽天)の表記が「克則」になっていたが、カタカナ4文字以上の表示は出来ないのかもしれない。

ネット裏から
   
一塁側から 三塁側から
   
ライト側から ブルペン


スコアボード(「カツノリ」の表記が漢字)

観客席はメインスタンドのネット裏は背もたれ付きの独立型で574人、内野席は長椅子で757人(車椅子席6席を含)、外野は芝生席で2000人の合計3331人収容。内野席は6段しか無いので、最上段からでもネットが視界を遮る形となる。

ネット裏席 内野席
   
優先席 外野席

また、スタンド内には売店とトイレが無いので、再入場するには入場時に貰ったラッキーカード(と言ってもA4判のコピー)を提示する必要があった(ただし事実上ノーチェック)。

売店で売られていた主なものは、弁当500円、缶ビール300円、生ビール500円、かまあげうどん400円、ヤクルト7本入500円など。変わったものとしては、岩槻名物人形鮨800円なんてものがあった。その他、球場の外に通常価格の清涼飲料水自販機も有り。

場外の売店群 岩槻名物「人形鮨」
   
トイレ

さて、両監督に花束贈呈、サインボール投げ入れ、少年野球選手による始球式といったセレモニーが行われたあと、定刻13時にプレイボールがかかった。先発投手はヤクルト・川島、楽天・小林。

両チーム無得点で迎えた7回表、楽天はヤクルト3番手・松谷を責め、二死満塁から2番斉藤のライト前ヒットで2点を先制。しかもこの時にヤクルト守備陣に挟殺プレーのミスがあり、結局打者走者も生還して都合4点を先取した。さらに楽天は8、9回にも1点ずつを加え、結局6-0で勝利。楽天は小林−有銘−小倉の3投手による完封リレーであった。試合終了は15時49分。

ちなみに筆者にとってこの日は新球団楽天イーグルスの初観戦。ということもあり楽天の送迎用バスに注目していたのだが、まだ専用のバスを有してないようで山交バスが使われていた。

楽天の送迎バス 試合後サインに応じるカツノリ

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