米子市民球場
山陰本線で米子から鳥取方面に向かって１駅目の東山公園駅の目の前に球場はある。地方球場の中では珍しく交通の便は良い。この駅は普段は無人駅だが、野球開催時には駅員が配備される。
開設は90年６月。両翼92ｍ、中堅120ｍ。収容人員は16000人。92年からは4年間ほどオリックスの公式戦が行われた。また99年には広島の公式戦が行われた。二軍戦もたまに行われる。
出掛けたのは95年８月23日のオリックス−日本ハム公式戦。山陰地方での公式戦開催はあまり無く、またイチロー人気もあり球場は満員。グッズ売場にもイチローグッズ目当ての人々が押しかけていた。
ここでひとつ気になったこと。球場の所在地の地名は「車尾（くずも）」というのだが、売場の脇に置いてあった荷物（関西のグッズ業者が発送したもの）の宛先を見たら「東尾」と間違えて書いてあった。
さてゲームの方だが、この時点でオリックスは10ゲーム差で首位を独走していたものの、前日まで５連敗中。しかもいきなり１回表に日本ハムに４点を先行されてしまう。
しかしその裏にＤＪの３ランなどで同点に追いつき、最終的には６−４でオリックスの逆転勝ちとなった。
帰りも列車を使ったのだが、山陰本線は本数が少なく、特急列車の臨時停車もあったような気がしたが、乗客が長い行列を作って、なかなか乗れなかった記憶がある。