鹿窪運動公園野球場

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99年3月14日、珍しくイースタンの教育リーグが地方球場で行われるというので茨城県結城へ行く。本来ならば東北本線小山経由で行くのが一番早いのだが、何を思ったのか関東鉄道に乗り、下館経由で結城へ向かった。いやぁ時間がかかった。

時刻表上は取手〜下館間は直通しているように書いてあるのだが、実際に行ってみると水海道で運転系統が変わるため乗り換えなければならない。しかも2両編成が1両になる。おかげで水海道からは立っていくハメになった。

さてそんなこんなで11時半ころに結城駅に到着。とりあえず駅前の「イトーヨーカドー」で食料を買う。一応バス路線はあるようなのだが、極端に本数が少なく使えず。約2キロの道のりを30分くらいかけて歩き、鹿窪運動公園野球場へ到着。ちなみに鹿窪は「かなくぼ」と読む。

さて着いてみると入場券を売っていない。これは別に入場無料というわけではなくて、事前にハガキで申し込んで抽選で当たった人のみが入れるというものだった。

私はそんなことなどツユ知らず、ただ日程表に書いてあったから来たので球場を前にして足止めを食ってしまった。

結局試合開始直前になってから、空席があるのでメインスタンドの席に入れてもらうことが出来た。それまで私は外の公園のベンチで弁当を食って時間をつぶした。

試合は結城市長のあいさつ、「結城キャンペーンガール」から両軍監督への花束贈呈、そして市長の始球式があり、1時に開始された。

さてこの球場は75年に開設されたもので、今回全面改修され茨城県初の全面人工芝とのことであった。中堅120m、両翼95m。サッカーやフットサルにも対応しているらしい。

6基の照明塔があり、スコアボードは手書きだか得点表示のみ電光。おもしろいのは打順表示ランプが得点表示の下に両軍共通としてあることである。またこの日の日本ハムの先発投手のオレラーノが何故か「ラファエル」と書かれていた。

なお、この試合は竣工記念試合と銘打たれていた。

収容人員は2400人。ほぼ満員。一塁側の芝生席には日本ハムの応援団が2人ほど居てタイコをたたいていた。彼等も往復ハガキで応募をしたのだろうか。

場内ではグッズ売場はあったが飲食物の販売は行なわれていなかった。

さてゲームは投手戦となり7回に日本ハムが根本の二塁打で先制し結局3−0で日本ハムの勝ち。まあ教育リーグの勝敗など別にどうでもいいだろうが。

試合終了後、球場前から結城市のシャトルバスが出ていた。係員に聞いてみると工業団地行きで結城駅には向かわないようなのでまた駅まで歩く。そしてまたこりもせず帰りも関東鉄道を使ったので帰宅は午後9時近くになってしまった。

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