さよなら川崎球場

第1部「川崎球場ビッグフリーマーケット」にてから続く

第2部

「川崎球場オリオンズさよならイベント」にて(2000年2月26日)

インターネット上で昨年から活動を行なっていた「川崎球場でロッテ公式戦を」というサイトが、2月26日にファンによる川崎球場のさよならイベントを行なうという。そこで我が「ダラ球会」でもその企画に参加することになった。

なにぶん急に決めたことなので、すべての会員に連絡が行き渡らなかったのだが、それでも総勢16名(プラス懇親会のみ参加2名)と、普段の観戦会よりも多い人数が集まった。

午前9時にJR川崎駅改札口に集合。まわりには同じくイベントに参加するらしき人々の姿があった。そして川崎球場には9時半頃に到着。球場入口には「ロッテ・オリオンズ」の球団旗が掲げられてあった。

球場入口 ロッテ・オリオンズ球団旗

このイベントは事前参加申込み制のため、発券所でEメールで送られてきたIDナンバーを提示してチケット(1000円)を購入。チケットは、当時のオリオンズの入場券をイメージさせるなかなか凝ったデザインだ。


入場券

そして10時に開門。まずは正面入口ロビーにある、オリオンズグッズ(デッドストックもの)売場に行くが、黒山の人だかりで全然見ることが出来なかった。そしてあっと言う間に売り切れ。一体何を売っていたのだろう。

かわりに「選手仕様オリオンズ帽子」の限定復刻のチラシをもらう。受注生産で7000円だそうだ。またロビーでは、ロッテ優勝のシーンなど昔の「プロ野球ニュース」を編集したものがビデオで流されていた。

ビデオの隣には報道用の受付があり、ぴろさんが座っていたのでご挨拶をする。そして何気なく報道関係の名簿を見ると、雑誌「ボールパーク」のY氏の名前もあった。


正面ロビーのビデオと報道受付
(ちなみに写真に写っているのは、ぴろさんではありません)

そのあと一旦スタンドに上がったあとグラウンドに降りる。そして恒例の集合写真をバックネット前で撮影。この時何故か4人ほど行方不明になっていた(しかもそのうち3人はスタッフだ)。


記念撮影

そしてそのあとみんなで「球場名物ラーメン」へ。まだ10時台だったのでそれ程込んでいなかったが、12時頃には東池袋の「大勝軒」なみの行列になっていた。なお、この時のラーメンにはデフォルトでゆで卵が半分入っていたが、12時すぎに食べた人によると、ゆで卵は入っていなかったそうだ。う〜ん、ゆで卵の謎は深まる(笑)。ちなみにこの日は残念ながら「広島風お好み焼」は営業していなかった。


ラーメンを食うダラ球会の面々

さて、再びグラウンドに戻る。三塁側のダッグアト前にはオリオンズ時代の初芝、大村巌、弘田らのユニフォームや、サインボール、バット、そしてフェンスの金網には懐かしい選手達の写真が飾られていた。


ロッテ・オリオンズのユニフォーム


大洋と、東京スタジアム時代のオリオンズユニフォーム

サインボール(大きいボールは1981年前期優勝時の寄せ書き)、
バット、応援団の太鼓など


うわっ、シャーリーだ!(右は村田兆治)

さらに一塁側のダッグアウト裏に行くと、そこからシャワー室、ロッカールーム、ミーティングルーム、室内ブルペン(今回屋内にもブルペンがあることを初めて知った)を見学することが出来た。

ロッカールーム 室内ブルペン

午前中いっぱいはグラウンドが開放されていたので、ベースランニングをしたり、マウンドに昇ったり、持参のボールでキャッチボールをしたりと思いのままに過ごした。普通の「球場見学会」などでは、こういうことは出来ないので主催者側の配慮がとてもうれしかった。

なおダラ球会はこの日、1978年(ロッテが川崎に移転した年)当時のパ・リーグ6球団の帽子をかぶっていたため、何人かの人から「写真を撮らせて下さい」とお願いされた(笑)。


「マサカリ投法」だっ!

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