さよなら川崎球場

第6部

続・その後の川崎球場(2001年11月17日)

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さてグラウンドへ入ろう。現在の入口は、かつて通用門だった一塁側寄りの場所になっていた。そこから中に入ると、グラウンドではどこかの団体による親睦ソフトボール大会が行われているようだった。

現在の球場入口 入口から見たグラウンド

かつてのスタンド跡には内野のみ土盛りの芝生席が出来ていて、高い金網は下半分が撤去されて空洞化されていた。また、電光掲示板はアメフト兼用の小さなものが出来ていた。しかし人工芝のグラウンド自体は、改装前と特に変化は無いようであった。

バックネット裏から 三塁側から
土盛りの内野席 金網は下半分が撤去されていた


アメフト兼用の電光掲示板(フェンスの広告も残っている)

また、一塁側の観客席奥にはアメフトのアサヒビール・シルバースターズのクラブハウスがそのまま残っており、その前には仮設観客席が置かれてあった。これは多客時に使用するのだろうか。

シルバースターズのクラブハウス 仮設観客席

なにはともあれこういう形でちゃんと野球場として残された川崎球場は、大阪球場、日生球場、平和台球場などよりもずっと幸福なことだろう。欲を言えば資料館のようなものが併設されていれば文句ないのだが。

★★★

おまけ・「川崎球場私設資料室」

ゲスト寄稿・「社会人野球スポニチ大会にて」へ

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